うちの会社、今月もまた2人の退職者が出ました。
毎月、2,3人が辞めていきます・・・
( ´ ▽ ` )
なーんて、実はがっかり感や悲壮感はぜんぜんなく、良い転職先が決まったり独立したりで、晴れやかに辞めていく人ばかり。
うらやましいくらいだよ!
外資系だからかこの業界だからかわかりませんが、人の出入りがむちゃくちゃ激しい職場です。
この会社に勤めてから、ジョブホッピング(job hopping)という概念を初めて知りました。ジョブホッパーはわりと普通にいますし、日本企業よりは、複数社経験者に対する拒否反応もないという印象です。
もちろんいろんな人がいて、あっさり転職できる人、できない人、しない人、したくない人、それぞれ思惑や事情があります。
でもその中で、転職成功する人が持つ軽やかさの秘訣はなんだろう?と思い、数人に話を聞いてみました。
彼らがやっていたことは、聞けば「まあそうだよね」ってことばかり。
わかっていても実行するかしないかが分かれ道のようです。
準備運動① 自分のことをよく知る
自分の「好き」で「得意」なことを洗い出しておく
日ごろから自分の持っているスキル・経験や、リソースを洗い出して知っておく。
使えるものは何でも使う、どこかに必ず貢献できる場所がある、と信じて。
職務経歴書を書いてみる・アップデートしてみる
自分の経歴、経験、得意なことの整理整頓をしておく。いざ面接で、人に伝える時のための前準備となる。この仕事好きだったなーとか、これやって褒められたなーとか、自分のリソースを掘り起こす良いチャンスでもある。
準備運動② 今ある状況を利用しつくす
社内ネットワーキングをやりつくす
今いる職場で、転職後に力になってくれそうな人脈を作っておく。たとえば同業他社に転職するのであれば、のちのち情報交換できそうな人とつながっておく。起業するのであれば、顧客として取り込めないか?を考える。
社内の弱み、改善点を把握しておく
おそらく、どの会社でも似たような困りごとがあるはず。今いる職場ではそれをどのように解決しようとしているのか調べておく。いろいろなソリューションを知っておけば、次の職場でも必ず役に立つ。
任された仕事は練習、実験と思ってやってみる
今の職場で試せることは、練習・実験だと思ってやっておく。やったらそのままにしておかず、結果や成果を記しておく。
準備運動③ 市場を知る
転職サイトに登録して、スカウト機能をONにしておく
登録している経歴にスカウトが興味を持ってくれたらラッキー。ピント外れのスカウトもけっこう来るが、たまーに魅力的な仕事のスカウトもあるらしい。
毎日、新着求人に目を通す
転職サイトに登録しておけば、メールで毎朝、新着求人が届く。自分が希望する、もしくは経験のある分野の市場概観がわかる。
転職エージェントと懇意にする
今すぐ転職する気がなくても、転職エージェントと懇意にしておいてちょくちょく会っておくと、世間のことがわかって良いらしい。エージェントとの面談はちょっとした模擬面接なので、自分の市場価値を試すいい機会になる。エージェントは、どういう人材が今売れ筋かがわかっている人なので、情報収集先のひとつとして利用する。
こう見ると、転職成功者はかなり戦略的に動いているのがわかります。(@_@)
と、この記事をしたためている間にも、仲の良い同僚から転職の話を聞きました。
彼女は①②③すべてやっていて、さらに数社の面接を受けたそうです。
私から見ると転職準備万全の状態ですが、それでも煮え切らない感じなので、よくよく話を聞いてみると、面接に落ちまくっているらしい。
彼女が行きたい分野に行こうとすると、ある方面の知識が必須であることが判明したそうです。
これから勉強を始めるにあたって、業務と絡めながらその勉強ができる今の職場は、今の彼女にはベストだということでした。
実際に動いてみることで自分に足りないものがわかり、井の中の蛙な自分に気づくことも。
準備運動①②③、転職するしないはともかく、自分を振り返るのに良いエクササイズになるんじゃないでしょうか。
ちなみに私は今、②を重点的にやっているところですが、こういう目線で改めて社内を見渡してみると、新しい需要が掘り起こされてきて、しかもそういう誰も手を付けてないニッチな仕事はブルーオーシャンなので、やっているうちになんだか楽しくなってきましたw
ま、こういう副次的効果もあるということで。
今すぐ転職するしないは置いておいても、ひとつの会社に過度に依存しない体質になっておくことに損はない!と思います。
アラフォーシングルは今日も、楽になる生き方を模索中。
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