どうも、週末翻訳家です。
ずいぶんとブログを書いていませんでした。
間を置くと、まとまった長さの文章を書くのがおっくうになりますね。
リハビリのつもりで頑張って書いていこうと思います。
さて、最近ハマっている休日の過ごし方は、
図書館に行って、借りる人がごく少なそうなマイナー面白本を探す
です。
初挑戦の収穫はこちら。
『47都道府県・民話百科』花部英雄/小堀光夫編(丸善出版)です。
各都道府県ごとに民話が昔話、伝説、世間話の3つに分類され紹介されています。
地域色豊かな民話はもちろん、桃太郎や浦島太郎といった全国区の昔話は実は各地でバリエーション豊かに伝承されており、魅力的なお話は地域を越えて伝播していったのだなあ、現代のネットミームもいつかはそうなるのかなあ、とか考えながら楽しく読んでいました。
しばらくパラパラとページをめくっていると、どうにもやたら目につくお話があるのです。
さっきもあったな似た話が…この県にも…あ!こっちの県にも?
ば、バリエーション豊かすぎるゥ!
紹介しよう。
屁ひり爺のお話だ。
もっと言うと、屁によって妙音を奏で、権力者に褒美をもらって幸せになるというストーリーだ!
一方で、真似をして出し抜こうとするライバルは、きれいな音が出せずあまつさえ汚いうんこをしてしまい、罰を受けるという厳しさもある。
どうです。日本の民話。
おならとかうんことかさえ出しときゃ子ども喜ぶでしょ!
という適当さがたまらない。
我々令和の日本人も、このようなおおらかさを取り戻したいものです。
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