アラフォーシングルの「人生あと60年。まじで?!」

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【体にまつわる話】手術当日の生活|子宮全摘手術③

手術当日の様子を記しておきます。

 

前日は緊張のためよく眠れず、しかし頭は冴えわたっており、重苦しい気持ちで呼び出されるのを待っていました。

母が付き添ってくれていたので、安心でした。

 

看護師さんが呼びに来て、弾性ソックスを履き、手術室へ歩いて行きました。

手術待合室には、手術待ちの患者さんがひしめいておられました。

「朝はいつも手術ラッシュなんですよー」とのこと。

この病院は、手術室が20もあるらしい。

 

無機質な手術室に入室し、寝間着を脱いですっぽんぽんで手術台へ横たわります。

麻酔科医の先生が、麻酔を入れるための針をさします。

麻酔の注射針って、太いのか何なのか、めっちゃ痛い。

が、一回めのトライで手首のところを失敗されました。

いっでええええええええ!なにしとんじゃおま!

と心の中で罵りましたが、無言で耐えました。

麻酔科医は「すいませんね〜」と言いながら、手の甲で再トライ。

今度はうまくいったようです。

 

助手の方々に身体中にセンサー類をつけられ、もはやまな板の上の鯉の心境。

しばらくすると麻酔薬が入りますよーという声かけがあり、左手が冷たいような痺れたような感じになります。

そこからは記憶がありません。

 

 

次に目を覚ました時はもう病室。誰かが枕元で話している声が聞こえます。

「目ぇ覚めてますかー?」

「覚めてます。。。」

と声になったかどうかわからないのですが、返答したような気がします。

 

痛かったのか痛くなかったのかあんまり覚えていませんが、とにかく体がしんどく、眠たかったので再び眠りに落ちました。

 

術後数時間はうつらうつらしていたので、あんまり記憶がありません。

酸素投与されていたので、チューブで鼻の穴がムズムズして、くしゃみが出たらどうしようとハラハラしていたのを覚えています。 

しきりに看護師さんが様子を見にきてくれ、体温、血圧、酸素濃度をモニタリングしてくれていました。

覚えている限り、熱も37度くらいで推移していたように思います。

痛いというと、すぐ痛み止めを点滴してくれました。

痛みを我慢しなくてもいいのは、安心でした。

 

物理的な傷の痛みを自覚し始めたのは、完全に覚醒してからです。

いわゆる生理痛のような重だるい痛み。

もう子宮はないのに、不思議です。

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両足には血栓予防の自動フットポンプを装着され、定期的に両足をマッサージしてくれます。

一晩は付けっ放しだそうです。

 

夕方、担当医の先生が病室を訪れ、傷の具合などを確認されました。

腹腔鏡下手術は腹にガスを入れてパンパンに膨らませ、十分な隙間を作ってから行う手術です。

このガスが、次第に上に上がってきて体に吸収される段階が来ると、だんだん胸やら肩やらが痛くなりますと言われました。

 

どゆこと・・・?

 

この時点でお腹は張って、空気の塊のようなものが内臓の間をごろごろ移動している感覚はありました。

でも、なんで関係ない胸や肩が痛くなるん?

 

不思議だわー(´-`).。oO

(この時点では大したことないと思っていた)

 

なんだかんだで痛み止めを1回入れてもらいました。やっぱり手術当日は辛い。

痛いのと体が思うように動かせないのとで、夜はやっぱり、あまり眠れませんでした。

 

 

 子宮筋腫との長いお付き合いを綴った記事はこちら。↓

 

 

 

 

 

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