今日の表現は、映画"A Good Woman"より。
One door closes, another door opens.
捨てる神あれば拾う神あり。
直訳は「一つのドアが閉まっていても、別のドアが開いている」。
つまり、行き詰ったようでも、ほかに入口(出口)があるから、悲観することはない、という意味です。
何かに失敗して、もうほかに手がないかも、と思っている人への励ましの言葉としても使えます。
仕事でかつて、この言葉が身にしみるできごとがありました。
元いた部署が、廃止、ありていにいう取りつぶしにあったのです。
私はからくも別部門に逃れていたあとのことでした。
異動しろと言われた時は
「こんな損な役回りさせられて、給料も上がらないし(ぶつぶつ)」
と思っていたのですが、こうなることを上司がわかっていたのだとしたら、まさに私を沈みゆく船から救ってくれたわけです。
閉じたドアに向かってぶつくさ文句を言う私を怒りもせず、ちゃんと開くドアの前までひっぱっていって、蹴り出してくれた上司に感謝です。
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