この記事を読んで、そんなことってありうる!?と思ったんですが、よくよく考えたらうちの会社もなかなかのものだったので、記事にしたいと思います。
人数こそ9割もいませんが、日本オフィスにいる人々の国籍を数えてみたところ、なんと・・・
日本
中国
韓国
モンゴル
インド
フィリピン
マレーシア
カンボジア
ベラルーシ
ルーマニア
フィンランド
ノルウェー
スウェーデン
フランス
スペイン
イタリア
イギリス
メキシコ
アメリカ
カナダ
タンザニア
オーストラリア
22カ国!!!
W杯開催できるかな?(何かしらの)
若い頃は「インターナショナルな職場、うらやましい〜」なんて言われて嬉しかったこともありましたが、いろんなことを経験し、乗り越えてきた今なら、鼻ホジしながら言える。
「大変でっせ。」
って。
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すごく面白いんですよ。
面白いんですが、一言で言うなら、カオスです。
会社のPC持ったまま辞めて国に帰っちゃう人とか、
会社のトイレの洗面台で水浴びしちゃう人とか、
オフィスを裸足で歩き回る人とか、
歯ブラシをそのまま床に置いて保管している人とか、
会社のアシスタント(既婚者)に恋してつきまとっちゃった人とか、
海外出張でいかがわしい場所で夜遊びした挙句、身ぐるみ剥がされた人とか、
出張先で酔っ払って素っ転び、次の日、顔面傷だらけで会議にやってきた人とか、
滞在していたホテルの洗面所にウ○コ残してチェックアウトした人とか、
(一人一人には、事情や言い分もありましょうが、それはここではおいておくとして)見聞きしただけでも「どうしてそうなった?」って出来事が、枚挙にいとまがない。
もちろん良いこともあって、いろんな驚きを体験しているうちに、日本人も何が常識だったかわかんなくなって、結果、他人にも自分にも寛容になります。
周りが濃いので、私のクセが薄まって見えるのもありがたい。
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さて、これまでは外資系などの特殊な場だけの話でしたが、これからは普通の日本企業でも外国人労働者が増えて、世間はカオス実体験のフェーズに突入するわけですが、先に経験した人間からすると、ポジティブに受け入れていけ!と言うしかない。
カオスの洗礼を受けると、だんだん常識が崩れ去って、後には諦めと寛容が残ります。
諦めというのは絶望の意味ではなく、仏教でいう「諦観=あきらかにみる」方のこと。
実は珍妙に見える行動も、よくよく話を聞いてみると文化的、宗教的な理由が背景にあったりするんです。
起こってくる出来事を「いろんなこと、あるよね」と笑えるようになれば、あと少し。
そして「寛容さ」がこれから少しずつ醸成されていけばいいなと思います。
しばし、荒療治になるかもしれませんが・・・
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