*この記事にあるYouTubeの字幕翻訳依頼機能は2020年9月28日をもって、終了する予定です。
私のブロガーネームは「週末翻訳家」。
どうしてこんな名前を名乗っているのか?
翻訳家と言っても、私はプロの翻訳家ではありません。
本業では、翻訳とはかけ離れたことをやっています。
週末だけボランティアで翻訳をやっているから。
それが、名前の由来です。
いったいどんなモノを翻訳しているのかと言いますと、
TED
の字幕の英日翻訳(英語を日本語に訳す翻訳のこと)をしています。
ボランティアを始めた理由
私の本業は会社員です。
勤務14年目、それなりにお給料をもらい、それなりに人間関係も構築され、それなりに幸せに仕事をさせてもらっています。
ただ、今はよくても、世は人生100年時代。
長い長い就労期間に何が起こるかわかりません。
私の「いつ仕事を失うかわからない恐怖心」はかなり強くて、しかもおひとりさまの身です。
たった一つの職場、たった一つの仕事に依存するのは怖いなと。
どこかに足場をもう二つくらい作っておきたかったんです。一つがダメになっても、他でカバーできるように。
そこでまず、本業以外に私が出来ることってなんだろう?と考えました。
英語がそこそこ出来たので、英語関係で何かないかなと。
特許翻訳なども考えましたが、いかんせん内容に素養も興味もない。
文学作品の翻訳は、ハードルが高い。
そもそも、そんな大事な翻訳を素人に任せる発注者はいません。
そして私は会社員なので、大々的にお金をいただいて仕事することは出来ません。
クラウドワークスやランサーズを覗いてみては
「面白そうな仕事!受けたいなーでも受けられないなー」ε-(´・Д・`) ハァ
と悶々とする日々。
とはいえ、翻訳をすぐ仕事にできるかといったら、実務ではやったことはなかったし、それでお金を得たこともありません。
やりたいなあと思っても、翻訳業はそんなに簡単に入れない、狭き門なのです。
何でもそうですが、転職とか新しい仕事を請け負う時って「経験」がモノを言います。
「勉強しました!熱意はあります!未経験です!」
って言っても、悲しいかな仕事を任せてもらえないんですよね。
そんな状態だから、経験を積もうにも、まず玄関にすら入れないわけです。
はあ~翻訳者になりたい・・・
でも仕事するには経験がないと雇ってもらえないし・・・
でも経験を積むには雇ってもらわないと・・・
でも経験ないと雇ってもらえない・・・
はあ~翻訳者になりたい・・・
みたいな何一つ生み出さないループが発生していました。
このままでは、なんも始まらん!!\(^o^) /
なんかその思考停止状態がとてもイヤで打破したかったので、勝手な自己都合解釈をし始めたわけです。
経験積みたくとも、実績がないと入門すらできない
→だったら勝手に経験積んじゃえばいいんじゃね?
会社員なのでお金はいただけない
→だったらお金もらわずにやればいいじゃーん!
これが、私が翻訳ボランティアに行き着いた思考プロセスでした。
この点で、会社員の方はとくに足踏みしてしまいがちかもしれません。
でも副業解禁なんか待ってられない。経験とは、イコール時間でもあります。
非生産的な思考のループを回している暇があったら、少しでも経験値に変えたいと思ったのでした。
仕事以外で、好きなことがしたい。
でも趣味や遊びとはまた違ったことがしたい。
本業が忙しいと言い訳にして先延ばしにしていた「やりたいこと」、今やっちゃおう。
ところで私が夢中になれることってなんだっけ?
それが私にとっては、字幕翻訳だったのです。
次の記事では、どうやって動画の字幕翻訳にたどり着いたのかを書きたいと思います。
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