物知りで優しい年老いたアナグマが、亡くなった。
若い友人たちはみな悲しんだ。
そしてアナグマが残してくれたものを思い出した。
それは生きるための知恵だったり、役立つ技術だったり。
形もモノもないけれど、心と人生に深く残るアナグマの贈り物。
これは涙腺ゆるむ。
知り合いの女性が紹介してくれた絵本です。
早速読んでみたんですが、自分が死ぬ時に残すべきものが決まりました。
私は子供がいないので、自分の所有物(お金含む)を誰かに継承してもらうことができません。
だから極力モノは持たず、その分はお金として持っていようと思っています。
まずは自分の老後のためですが、生きている間に使いきれなかったらどこかに寄付します。
でもお金には名前書いてないし、私という人間が生きた印にはなりませんよね。
おひとりさまだけど、この世にちょっとでも傷痕残してやりてーじゃん?
どうしたら良いか、アナグマの生き方が教えてくれたような気がします。