昔から生理は重い方だったように思います。
でもそれが子宮筋腫のせいだとわかるのは、20代後半、子宮筋腫が原因で大量出血してぶったおれ、鼻を骨折した時でした。
29才の時に、腹腔鏡下子宮筋腫核出術。
36才の時には、開腹手術で大小26個の筋腫を摘出。
この時、小さすぎて摘出できなかった筋腫の芽がすくすくと成長し、現在3センチくらいのがいます。
月経の量が多い原因は
ここ最近、また月経の量が増えてきていました。
来たよ来た来た。
それに加えて、若いころにはなかった頭痛というオマケもついてくるようになりました。
ナプキンの大量消費、増量する痛み止め、処置のわずらわしさ、貧血への心配で、慌てて婦人科へ。
内診の結果、先生いわく子宮筋腫は複数あるものの手術で取り除くほどでもないとのこと。
ただ筋腫のせいで子宮が大きくなっており、それによって子宮内膜の面積が広くなっているらしい。
月経とは子宮内膜が厚くなって剥がれ落ちるものなので、面積が広いということは剥がれ落ちるものも多いということ。
そのせいで月経の量も多いのでしょうとのことでした。
そして処方されたのが月経困難症の治療薬ヤーズ配合錠(写真はヤーズフレックス)です。


*詳しくはバイエル薬品のページをご参照ください。
4シート使ってみての効果
とにかく体も暮らしも楽になった!というのが、率直な感想です。
出血量はぐっと少なくなり、生理の回数も減り、かなり快適になりました。
40代は血栓症の副作用が多少怖いですが、リスクとはうまく付き合いながら、薬を使っていきたいと思います。
そして、この薬を若い頃に知って使いたかったなと思います。
20代、一番活動的で、いろんなところに行きたくて、いつまでも動いていたくて――でも女性なので月一度、必ず小休止が入るわけです。
生理中の数日間は、本調子じゃありません。
100%の力で動けない。
思考も鈍る。
眠い。
感情の浮き沈みに振り回される。
この否応なしに訪れる小休止がなければ、もっともっと大胆不敵なことが出来たんじゃないかと思うですよね。
生理は生命をつないでいくための大切なメカニズムです。
ただ邪魔者にするんじゃなく、これからは生理とうまくつき合いながら、自分の生活を快適にすることができるようになれば良いなと思います。