こちらの記事で紹介した平本あきおさんの本『フセンで考えるとうまくいく』で紹介されている、自分の「好き」と「得意」で強みを発見するフセンを使ったワーク。
さっそく、やってみました
本業でやっている業務をひとつひとつ、フセンに書き出します。
そして、好きか嫌いか、得意か苦手かの2軸で、シート状に配置します。
右側の「得意」ゾーンにある業務は、もちろん自分の強みになります。
ただ右下ゾーンのように「得意だけど嫌い」な業務ばっかりやっていると、そのうち嫌気がしてくるでしょう。
「好き」で「得意」な業務を最大限活用する
大事にしりべきは、やはり右上の「好き」で「得意」なゾーンです。
できれば、社内でもその業務を多くやらせてもらうようにすると、経験が積み重なって「得意」はもっと得意に、仕事が認められると「好き」はもっと好きになっていきます。
一方で、左側の「苦手」ゾーンにある業務に対しても取り組めることがあります。
まず「好き」だけど「苦手」ゾーンのものは、勉強なり練習なりして「得意」方向にシフトさせていくこと。
技能や知識だったら、時間はかかっても必ず伸ばせます。
「嫌い」だし「苦手」だし、というものは、もういっそ手放してしまうように動くのもありです。
例えば、自分より得意な人に任せてやってもらう、など。
「好き」で「得意」は十人十色なので、自分が「嫌い」で「苦手」な仕事も、この世に必ず誰か「好き」で「得意」な人がいるはずです。
こういうワークをやっていくと、ハタと気付くことがあります。
で、自分は結局どうしたいか、どうなりたいか?に行き着くのです。
で、自分はどうなりたい?
自分の「好き」「嫌い」「得意」「苦手」がわかったら、ほとんどの人はこんなことを思うんじゃないでしょうか。
やっぱり苦手を克服しなきゃダメだよね・・・勉強しよ・・・。
嫌い嫌い言ってるばっかりじゃダメだよね・・・頑張らなきゃ。
「思わなきゃいけないと思ってしまう」と言った方が正しいかもしれません。
いやちょっと待て!!!
そこに、私のやりたいこと、なりたい姿は考慮されているか?
やりたいこと、なりたい姿があれば、上っ面の「私、ダメだよね・・・頑張らなきゃ」に惑わされたりしません。
見積もり業務は得意じゃないし、これから頑張って得意になったとしても、将来やりたいことにとってメリットないかなー。
と、すっきりさっぱり諦めることもできるし、
他部署とのやりとりは、出来るに越したことないなあ。
どの会社行っても、重宝される能力だ。
となると、好きになるためには、何をしたらいいかな?
と、やるべきことがクリアになってきます。
正直、アラフォーにもなったら物覚えも悪いし、新しいことを一から覚えていくのは効率が悪い。
選択集中を心がけて、ありたい姿に向かっていきたいものです。